重慶駐在者の声06/
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雇用している重慶の人材、および人件費に関しては、下記のようなコメントが寄せられました。

 

人材について:
「重慶人気質として、素直で真面目、優しさがある」
「郷土愛が強く、日本の家族経営文化に適している」「質は良い。理解すれば自分で考えてやる」

 

人件費について:
「瀋陽、天津、蘇州、長沙、珠海など自社中国内工場と比べ、重慶の人件費が最も安い。」
「毎年10%程度ずつ上昇傾向にあるが、沿岸部に比べて人件費は約2割安い」

 

人材確保の状況について:
「市内に専門学校が多いので若い一般労働者の供給は問題ない。」
「地元出身者が殆ど。定着率は比較的高い。」
「塗装工等特殊技術者の確保は難しい。」
「募集すれば人は集まるが春節後の離職者は多い。従業員確保には住まい、通勤手段の確保、食事の充実が大切」
「重慶の最大の魅力は、労働力の確保のし易さ。」

 

総じて、重慶の人材は素直で真面目、かつ人材を採用しやすいといった点が挙げられていました。

部材調達·製造コスト·物流については、下記のような回答をいただきました。

 

部材調達について:
「軍需産業のベースがあり、部品の入手は容易。ピンキリあるがアルミダイキャスト含め機械部品·加工の品質は、全く問題ない。」
「メーカーのレベルは雑多でピンキリだが、ピンのメーカーは、日本の生産手法を取り入れるなどレベルは高く、日本以上の品質·低コストを実現している」

 

現地調達率について:
「現地調達率は80%~90%、ミキサーやポンプ、安全に関する特殊部品は日本から輸入している。」
「現調率は99%、うち重慶品が70-80%。日本からの輸入は、コスト競争力あるビスやボルトのみ」
「重慶進出理由の一つに充実したサプライチェーンの存在があった。必要部品サプライヤーのうち、約半数は、重慶に進出済み。」

 

製造コストについて:
「汎用エンジンに関する限り、重慶は、インドと比べても、コスト競争力あり、三大汎用エンジンメーカーがすべて重慶で生産。機械部品メーカーのインフラが格段に良い。汎用エンジン部品に関する限り世界一の供給力あり」

 

物流について:
「中国国内は主にトラック輸送。輸出の場合、長江で上海迄船で輸送し、上海で通関し輸出している。」(二輪)
「トラック輸送と長江を利用した水運でそれぞれ半分ずつ。」(二輪部品)
「製品出荷は、飛行機輸送が大半、一部沿岸部までトラックで輸送し、船で出荷する。」(IT関係)
「重慶-ヨーロッパ間を鉄道で約2週間で結ぶランドブリッジに今後期待。」
総じて、良質の部材が揃い、高い部材調達率の達成が可能である点が挙げられていました。また、物流に関しては、水運、陸運、航空等、各社様々な輸送手段を用いていました。